貝塚市で行う一日葬とは?葬儀の流れや費用、メリットやデメリットを解説

貝塚市

貝塚市で葬儀を検討していて、一日葬というプランを目にしたことはないでしょうか。
一日葬はまだ新しい葬儀形式なので、一般葬とどのような点が異なるのかよく分からないという人も多いでしょう。
そこでこの記事では、一日葬について詳しく解説していきます。
ぜひ葬儀プランを検討する際のご参考になさってください。

一日葬とはどのような葬儀なのか

一日葬とは、通夜をせずに1日で告別式と火葬を行う葬儀形式です。
一般葬とは葬儀の流れが違うので、タイムスケジュールや費用はどうなるのか気になる人もいるでしょう。
ここからは、一日葬の流れや費用について紹介していきます。

一日葬の流れ

一日葬は9時~正午頃に始まるのが一般的です。告別式に1時間程度、火葬とお骨上げには2時間程度かかります。全体でどの位時間がかかるかは、斎場から火葬場までの移動時間や内容にもよるため、葬儀社との打ち合わせで確認しておきましょう。
また、仕事がある人も参列しやすいように夕方から始めるケースもあります。希望する場合は葬儀社に相談してみましょう。
一日葬は以下のような流れで行われます。
・遺体の搬送と安置
・葬儀の打ち合わせ
・納棺
・告別式
・出棺
・火葬とお骨上げ
このような内容に加え、火葬の後に初七日法要を執り行うケースもあります。
食事の席は、火葬の間かお骨上げの後に設けます。地域によって精進落としのタイミングが異なるので、お住まいの地域の慣習に合わせるとよいでしょう。
また、一日葬では精進落としの席を設けない場合もあります。

一日葬の費用

一日葬は身近な人のみで行うことが多いため、小規模な葬儀になり一般葬より金額が抑えられる傾向があります。
参列者の人数や葬儀の内容にもよりますが、貝塚市で一日葬をするとなると30万円~50万円ほどが一日葬の相場です。一日葬の葬儀プランに含まれている内容は葬儀社によって異なります。
低い金額だと思っても、オプションを付けるとトータルで高額になるケースもあるため予め確認しておきましょう。また、僧侶のお布施は10万~30万円程度が相場です。
一日葬は葬儀を1日で行いますが、会場費を2日分請求されるケースもあります。お亡くなりになった後24時間は火葬ができないという法律があり、葬儀の前日から会場に安置しておく場合には2日間会場を使用するためです。
葬儀社と打合せする際に会場費についても確認しておくとよいでしょう。

一日葬のメリット・デメリット

新しい葬儀形式の一日葬には、昔ながらのお葬式である一般葬とは異なるメリットがあります。けれども、デメリットがないわけではありません。
大切な葬儀で後悔しないためにも、メリットとデメリットをきちんと把握しておきましょう。

一日葬にするメリット

一日葬のメリットは、遺族や参列者の負担を抑えつつ葬儀を行えるという点にあります。
具体的な一日葬のメリットは以下の通りです。
・最期に故人と静かに過ごす時間が持てる
お通夜がないため、遺族は参列者の対応に追われることがありません。親しい人のみで故人とお別れできるでしょう。
・参列する親族の負担が軽くなる
2日かけて行う一般葬だと、通夜振る舞いで遅い時間になることが多く、翌日の告別式にも参列すると年配の方は体力的に辛い可能性があります。現役世代の方は、通夜と告別式両方に参列するのは時間的に難しいこともあるでしょう。
また、親戚が遠方に住んでいる場合、一日葬なら宿泊日数が短縮できます。
・葬儀の費用が抑えられる
通夜がないため、通夜振る舞いの飲食費などが不要になります。また、遠方に住む親戚の宿泊費も少なくなります。

一日葬にした場合のデメリット

一日葬には前に紹介したようにメリットがたくさんありますが、以下のようなデメリットもあります。
・葬儀が慌ただしい印象になる
従来の2日間かかるお葬式と比べると時間が短いため、人によっては慌ただしいと感じる可能性があります。
・仕事の都合などで参列しにくい方がでてくる
一日葬は午前中から行われることが多いため、休みがとりにくい仕事の人は参列しにくくなります。
・菩提寺や周囲の人が一日葬を認めてくれない場合がある
新しいお見送りの形である一日葬は、賛成してもらえない可能性もあります。
・葬儀の後に弔問に来る人への対応が必要
一日葬は身内のみで行うことが多いため、参列できなかった人が後日弔問に来る場合があります。来客に備え自宅を掃除したり、茶菓や香典返しを用意したりする必要があるでしょう。

一日葬の香典

一日葬は新しい葬儀の形なので、香典をどうするか迷ってしまう人も多いでしょう。
遺族として一日葬を執り行う場合は、香典や供花を受け取っても辞退しても、どちらでも問題ないとされています。
一日葬に参列する場合には、香典を用意するのがマナーです。金額は一般葬と同じ程度が相場です。
ただし一日葬では遺族が香典を辞退することも多々あります。事前に「香典辞退」という連絡があった場合は、無理に渡すのは控えましょう。

まとめ

一日葬は「一般葬をするのは負担だけれど、お葬式はしたい」という場合にお勧めしたい葬儀の形式です。時間や費用の負担を抑えてお葬式をあげられます。
また、通夜がないので大切な故人と心穏やかにお別れのときを過ごせるでしょう。
葬儀プランを選ぶ際には、一日葬のプランも検討してみてはいかがでしょうか。

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